嘘読書日記

読んでいない本、存在しない本への書評

【嘘読書】残念ながら、ドラマは現実じゃない:「あの日」

右手に試験官、左手に可愛い研究ノート、トレードマークは割烹着。

一躍時の人となり、「リケジョ、まじイケてる!」に火を付けそうになった彼女。

そう、小保方晴子

なぜ彼女は、全く違う所に火を付けてしまったのか?

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【嘘読書】それは善ゆえに、悪:「イェルサレムのアイヒマン」

アイヒマンを知らない人間は、まずいないだろう。

人類史上最悪の虐殺とまで呼ばれる、ナチス・ドイツのホロコーストで、

事実上の遂行指揮を行った男である。

 

いつもの通り、嘘をつくことから始めよう。

「彼は人類史上、最も危険なサイコパスであり、その残虐性は彼の骨の髄まで染み込んだ嗜癖であった。彼のような人間は今後、一切現れることはないだろう」

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【嘘読書】捏造される天才:「ぼくには数字が風景に見える」

サヴァン症候群」と聞いて、「レインマン」を連想したあなた。

もしかして映画通なんだろうか?

違うなら、あなたも「天才」の一人かもしれない。

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【嘘読書】人工知能に恐れる全ての人へ:「人工知能は人間を超えるか」

人工知能が人間を超えるか、否か。

そんな議論は本来どうでもよいハズだ。

我々が考えるべきは、不安よりも人工知能の活用と研究である。

なぜ、我々は人工知能に支配されることを恐れるのだろう?

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【嘘読書】愛するとは、愛を捨てることだ:「嫌われる勇気」

例えどれだけtwitterでネタにしようと、

「会いたくて、会いたくて、震える」のが人間というものだ。

だからこそ、勇気を持ってそれを捨てよう。

我々は結局、愛されることはないのだから。

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【嘘読書】なぜ、誰もが名作と呼ぶのか:「カラマーゾフの兄弟」

名作と迷作は紙一重だ、と言うのは単なる凡人の妄想である。

名作は間違いなく名作なのだ。それが分からぬから凡人なのだ。

信じられないなら「カラマーゾフの兄弟」を読めば良い。

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