嘘読書日記

読んでいない本、存在しない本への書評

2016-01-01から1年間の記事一覧

【嘘読書】残念ながら、ドラマは現実じゃない:「あの日」

右手に試験官、左手に可愛い研究ノート、トレードマークは割烹着。 一躍時の人となり、「リケジョ、まじイケてる!」に火を付けそうになった彼女。 そう、小保方晴子。 なぜ彼女は、全く違う所に火を付けてしまったのか?

【嘘読書】見えないものは見えるわけがない:「カシオペアの振動」

人はどうしても星に惹きつけられるようだ。 ロマンちっくな星空という言葉は、 ぶっ殺してやりたいほど陳腐だが、 同時にそれが出てくるストーリーはやはり我々を魅了する。

【嘘読書】それは善ゆえに、悪:「イェルサレムのアイヒマン」

アイヒマンを知らない人間は、まずいないだろう。 人類史上最悪の虐殺とまで呼ばれる、ナチス・ドイツのホロコーストで、 事実上の遂行指揮を行った男である。 いつもの通り、嘘をつくことから始めよう。 「彼は人類史上、最も危険なサイコパスであり、その…

【嘘読書】捏造される天才:「ぼくには数字が風景に見える」

「サヴァン症候群」と聞いて、「レインマン」を連想したあなた。 もしかして映画通なんだろうか? 違うなら、あなたも「天才」の一人かもしれない。

【嘘読書】人工知能に恐れる全ての人へ:「人工知能は人間を超えるか」

人工知能が人間を超えるか、否か。 そんな議論は本来どうでもよいハズだ。 我々が考えるべきは、不安よりも人工知能の活用と研究である。 なぜ、我々は人工知能に支配されることを恐れるのだろう?

【嘘読書】愛するとは、愛を捨てることだ:「嫌われる勇気」

例えどれだけtwitterでネタにしようと、 「会いたくて、会いたくて、震える」のが人間というものだ。 だからこそ、勇気を持ってそれを捨てよう。 我々は結局、愛されることはないのだから。

【嘘読書】なぜ、誰もが名作と呼ぶのか:「カラマーゾフの兄弟」

名作と迷作は紙一重だ、と言うのは単なる凡人の妄想である。 名作は間違いなく名作なのだ。それが分からぬから凡人なのだ。 信じられないなら「カラマーゾフの兄弟」を読めば良い。

【嘘読書】僕らは天才を渇望する:「ご冗談でしょう、ファインマンさん」

ファインマンを知ってますか?